鋳物の製造工程

木型
鋳物製品の原型の木型です。
木型には外側の型(主型)と内側の型(中子)があります。
これを組み合わせる事で複雑な鋳物製品も製作可能となります。

中子(なかご)
中子用の木型から製品の内側の鋳型をつくります。
これを外側の型(主型)に入れていきます。

砂型
手込めで作成した鋳型の完成です。
これに溶解したアルミ合金を流し込みます。

F1造型
F1造型機にて生砂で鋳型を作成します。
マッチプレート(定板)の表と裏に取り付けられた木型の主型の上型と下型で砂の型を取っていきます。
先ず、下型に砂を流し込んで押し固めます。
その後、金枠を上下ひっくり返して上型に砂を流し込んで押し固めます。
上型の鋳型をバイブレータかけて抜き上げ、つぎにマッチプレートにバイブレータをかけて木型を引き上げます。
すると下型が完成します。

下型に中子を入れて上型と下型を合わせます。
これで生砂の鋳型の完成。

アルミの溶解
溶解炉でアルミを溶かしています。
アルミの材料はJIS規格内に国内で成分調整されたアルミ合金のインゴットを使用しています。

注湯
砂型の「湯口」に溶解したアルミ合金を流し込んでいきます。
もうひとつの穴は「押し湯」です。

この注湯作業の技術で製品の良し悪しが決まります。
鋳物用語で「湯」とは溶解した金属を指します。

製品
不用な湯口と押し湯を切って、グラインダーで研磨してショットブラストで仕上げれば製品の完成です。

